金属屋根塗装の施工手順や流れを解説

積雪寒冷地特有の金属屋根の塗装の手順を紹介します。青森県の津軽エリアは冬が長く、豪雪地帯です。そのため、屋根は無落雪屋根スノーダクトと呼ばれる工法で、トタンやガルバリウム鋼板と呼ばれる金属の素材で葺いてあります。

屋根は、外壁に比べ紫外線や風雨の影響を一番受ける場所です。定期的に屋根を塗り替えることで屋根の耐久性が維持できます。

1.塗装前の下地処理工事

屋根を塗り替える前に塗料が密着しやすいように必ず下地処理をします。下地処理はケレン作業とも呼ばれています。

金属屋根葺きの場合、平らな部分や、立ち上がりのハゼ、雨が溜まりやすい箇所にサビが発生していることがあります。塗装前にサビは除去します。

また、塗料が剥がれている部分や、屋根の表面に粉がふくチョーキングと呼ばれる現象が発生している箇所は、塗膜が劣化している状態です。電動工具サンダーなどを使って丁寧にケレン作業を行います。

塗装工事は、下地処理が最も重要です。仕上がりの良し悪しは、下地処理によって大きく変わります。

2.金属屋根の高圧洗浄

錆や塗料の剥がれをキレイに落とした後、屋根に降り積もった汚れや不純物、ゴミ、油分などを除去するため、高圧洗浄を行います。

3.金属屋根錆止め塗装工事

下地処理や高圧洗浄が終わったら、塗装作業に進みます。

仕上げ塗装の前に、金属屋根にサビの発生を抑える「錆止め塗料」を塗ります。サビ止め塗装は別名下塗り材と呼ばれています。

4.金属屋根仕上げ塗装工事

金属屋根の平らな部分(溝板)は、ローラーを使って塗装します。細かな立ち上がりのハゼ部分は、ハケなどを使って塗装します。

金属屋根塗装完成

塗り残しが無いか?全体をチェックして完成です。

彩幸ペイントは、地元津軽エリアで長年金属屋根塗装工事を請け負って参りました。これまで積み重ねてきた経験と確かな技術で最適な塗装工事をご提案します。金属屋根の塗り替えを検討されているお客様はお気軽にお問い合わせください。

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